Ctrl+D/R で隣に写す|コピー時短の基本術

Excelスキル工場

朝礼(本日の要点)

  • Ctrl+C / Ctrl+Vでコピペの基本
  • Enter キーで「貼り付け&終了」
  • Ctrl+Dで上のセルを下へ(フィルダウン)
  • Ctrl+Rで左のセルを右へ(フィルライト)
  • 失敗してもCtrl+Zで戻る

はじめに

悩み:マウスぐるぐるでコピペ作業が疲れる

上を見に戻ってコピーして、下へスクロール。
またコピーして、別の場所へ…。
肩や目がぐったりします。

解決:キーボードで素早く「写す」

Ctrl+D / Ctrl+R で、隣のセルを一瞬で写す。
マウスドラッグより、指の動きで完結。
肩や腕の疲労が劇的に減ります。

こんにちは、PCスキル工場のHiroです。
※Windows OSの操作を示します。


基本の手順

ステップ1|Ctrl+C / Ctrl+V でコピペの「型」を決める

全てのコピーの基本

  1. コピー元セルをクリック
  2. Ctrl キーを押しながらC キーを押す
  3. 点滅枠(アリの行列)が出現
  4. 貼り先セルをクリック
  5. Ctrl キーを押しながらV キーを押す

点滅枠とは

  • Ctrl+C 後に出現する動く線
  • 「コピー準備完了」の合図
  • Esc キーで消せる

仕組み:クリップボード

  • 一時的な保管場所
  • コピーした内容が入る
  • 何度でも貼り付けできる

ステップ2|Enter で「貼り付け&終了」する

Ctrl+V との違い

キー効果
Ctrl+V貼り付け(点滅枠残る)
Enter貼り付け+コピー終了

Enter で貼る手順

  1. Ctrl+C でコピー
  2. 貼り付け先セルをクリック
  3. Enter キー1 回押す
  4. 点滅枠が消える

使い分けルール

場面推奨
1 か所だけEnter
複数か所Ctrl+V を何度も
最後の 1 回Enter

メリット

  • 作業がスッキリ終わる
  • 次の操作へ素早く移行
  • ミスが減る

ステップ3|Ctrl+D で上のセルを下へ「写す」

「D = Down(下へ)」が覚え方

手順:1 セル下へ写す

  1. 上のセルに内容を入力
  2. 下の空欄セルをクリック
  3. Ctrl+D1 回押す
  4. 上と同じ内容がコピーされる

複数セルをまとめて写す

  1. 上のセル+下の複数空欄を範囲選択
  2. Ctrl+D1 回押す
  3. 全部に上の内容が埋まる

実例:金額を下へ写す

上:「100」
下:空欄

Ctrl+D を押す

↓

下:「100」に変わる

Ctrl+D が動かないとき

症状原因対策
何も起きない上が空欄上にデータあるか確認
キー反応なし日本語入力 ONIME をA(英数)

ステップ4|Ctrl+R で左のセルを右へ「写す」

「R = Right(右へ)」が覚え方

手順:1 セル右へ写す

  1. 左のセルに内容を入力
  2. 右の空欄セルをクリック
  3. Ctrl+R1 回押す
  4. 左と同じ内容がコピーされる

複数セルをまとめて写す

  1. 左のセル+右の複数空欄を横方向に選択
  2. Ctrl+R1 回押す
  3. 全部に左の内容が埋まる

実例:担当者名を右へ写す

左:「田中」
右:空欄

Ctrl+R を押す

↓

右:「田中」に変わる

重要な注意点

確認事項理由
左にデータあるかないと何も起きない
「L」キーはないCtrl+L は別機能のため
「R = Right」必ずセットで覚える

【挿絵】

  • 目的:左のセルが右へ連続コピーされる流れ
  • 赤枠:左のセル、右の選択範囲、Ctrl+R、結果
  • alt文:Ctrl+R で左から右へ一気に内容が埋まる図

ステップ5|範囲選択+Ctrl+D/R で一括コピー

複数セルを一度に埋める(応用)

上から下へ一括コピー

  1. A1 に見出しまたは数字を入力
  2. A1:A5 をドラッグで選択
  3. Ctrl+D1 回押す
  4. A1 の内容が A2~A5 に埋まる

左から右へ一括コピー

  1. A1 に文字を入力
  2. A1:C1 を横方向に選択
  3. Ctrl+R1 回押す
  4. A1 の内容が B1・C1 に埋まる

注意点

  • 選択範囲が広すぎるとミスの原因
  • 小さい範囲で試すのが安全
  • 失敗したらCtrl+Zで戻す

コピー方法の選択フロー

「このセルを写したい」

↓

「上にあるか、左にあるか?」

↓

「上 → Ctrl+D」  「左 → Ctrl+R」

↓

「1 か所だけか、複数か?」

↓

「複数 → Ctrl+V」  「1 か所 → Enter」

よくある失敗と回避策

Ctrl+D を押しても何も起きない

原因
上のセルが空欄

確認

  1. 上のセルをクリック
  2. データが入っているか確認

回避

  • 必ず「上に内容がある」を確認後に実行

Ctrl+R で左に写らない

原因
R = Right(右)。左へは専用キーがない

回避

  1. 「R = Right」と声に出して確認
  2. 左に移す場合はCtrl+C/V を使う

Enter で貼ったら続けて貼れなくなった

原因
Enter でコピー状態が終了した

回避

  • 複数か所に貼る→Ctrl+V を何度も
  • 最後の 1 回だけ→Enter

一気に大事なデータが上書きされた

原因
範囲選択+Ctrl+D/R で誤操作

すぐやること

  1. Ctrl+Zすぐ押す
  2. 直前の状態に戻る

再発防止

  • 必ず練習用ファイルで試す
  • 本番データではテスト後に使用

キーが反応しない

原因
日本語入力が ONのままか、ノートPC の設定

対策

  1. タスクバーで「A」確認
  2. 「あ」なら半角/全角キーで切替
  3. ノートPC はFn キーも確認

練習課題(3段階)

初級|1分:Ctrl+C/V と Enter の違い

課題

  1. A1 に「100」と入力
  2. A1 をクリック→Ctrl+C
  3. B1 をクリック→Ctrl+V
  4. A1 を再度クリック→Ctrl+C
  5. C1 をクリック→Enter
  6. B1(点滅枠残る)と C1(消えた)の違いを確認

合格条件
Ctrl+V(続く)と Enter(終わる)の違いを説明できた


標準|3分:Ctrl+D / R で小表を完成

課題

  1. A1:A3 に「商品A・B・C」と入力
  2. B1 に「100」と入力
  3. B2:B3 を選択→Ctrl+D
  4. C1 に「税込」と入力
  5. C2:C3 を選択→Ctrl+D
  6. D1 に「担当:田中」と入力
  7. D2:D3 を選択→Ctrl+R
  8. 表が完成

合格条件
Ctrl+D(下へ)と Ctrl+R(右へ)を使い、小表が完成した


安心|3分:失敗→Ctrl+Z で復旧体験

課題

  1. 練習用ファイルで作業
  2. 上の表(A1:D3)を使用
  3. B1:D3 を選択
  4. あえて Ctrl+D を押す(間違った操作)
  5. 表が変わるのを見る
  6. Ctrl+Z1 回押す
  7. 元に戻ったか確認
  8. 別の範囲でも試す

合格条件
失敗→Ctrl+Z で確実に復旧できた


キーボード位置の確認

キー場所操作法
Ctrl左下小指/薬指で押す
C キー左中央人差し指で押す
V キー左下寄り人差し指で押す
D キー左中央人差し指で押す
R キー左中央人差し指で押す
Enter右下右小指で押す

習慣化のコツ

1 日 1 回は使う

  • 「今日は Ctrl+D だけ」でもOK
  • 毎日少しずつ使う

マウスドラッグで迷ったら

  • 「Ctrl+D/R でできないか?」と考える
  • 使える場面を探すクセをつける

できた場面をメモ

  • 「今日は Ctrl+D で 3 行埋めた」など
  • 自信の積み上げになる

疲れている日は

  • Ctrl+C/V だけの復習でも十分
  • 完璧主義を避ける

終礼(本日のまとめ)

  • Ctrl+C / Ctrl+Vでコピペの基本形
  • Enterで「貼り付け&終了」
  • Ctrl+Dで上から下へ(フィルダウン)
  • Ctrl+Rで左から右へ(フィルライト)
  • 失敗→Ctrl+Z で復旧が安心
  • キーボード操作でマウスドラッグ不要
  • 一度に全部でなく、1 つずつ慣らす

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