Excel行列ミスを即復旧|Ctrl+Z で時間を巻き戻す

Excelスキル工場

朝礼(本日の要点)

  • Ctrl+Zで時間を1つ戻す(元に戻す)
  • Ctrl+Yで時間を1つ進める(やり直す)
  • 行・列操作で崩れてもすぐ復旧
  • #REF! エラーも消せる
  • 保存前に必ず確認してから戻す

はじめに

悩み:行を1本消したら下の表がくっついた

レイアウトが変わってしまいました。
やり直しだと思ってあきらめました。
エラー「#REF!」が出て怖くなりました。

解決:Ctrl+Z で時間を巻き戻す

操作を1つ前の状態に戻せます。
何度も押すと、どんどん過去へ戻ります。
戻しすぎたら Ctrl+Y で進める。

こんにちは、PCスキル工場のHiroです。
※Windows OSの操作を示します。


基本の手順

ステップ1|元に戻す位置を確認

画面左上に戻るボタンがある

  • 左向きの曲がった矢印が「元に戻す」
  • その上にマウスを置くと説明が出る
  • 「元に戻す(Ctrl+Z)」と表示

キーボードでも同じ操作

  1. Ctrl キーを押したまま
  2. Z キー1 回押す
  3. 直前の操作が「なかったこと」になる

ステップ2|行・列を削除→すぐ Ctrl+Z

基本の流れ

ステップ操作結果
1行番号をクリック行全体が色付き
2右クリック→「削除」表が崩れる(試し)
3Ctrl+Z1 回元に戻る
4確認削除前の状態に戻った

実践例:行を誤削除して復旧

  1. 左の行番号「3」をクリック
  2. 行全体が色付き
  3. 右クリック→「削除
  4. 下の表がくっついた
  5. キーボードでCtrl+Z1 回押す
  6. 削除前の状態にもどった

【挿絵】

  • 目的:行削除で崩れた表を Ctrl+Z で戻す流れ
  • 赤枠:削除前の表、削除後にくっついた表、Ctrl+Z 後の元通りの表
  • alt文:行削除で崩れた表が Ctrl+Z で元に戻る3段階の図

ステップ3|Ctrl+Z は何度でも押せる

1 回押すと 1 つ前に戻る

現在の状態

Ctrl+Z ↓(1つ前に戻る)

操作A の後

Ctrl+Z ↓(さらに 1つ前に戻る)

操作A の前

Ctrl+Z ↓(さらに 1つ前に戻る)

操作B の後

戻しすぎたときは Ctrl+Y で進める

操作方向効果
Ctrl+Z過去へ1 つ前の操作に戻る
Ctrl+Y未来へ1 つ先の操作をもう一度

実践例:戻りすぎた場合

  1. Ctrl+Z を何回か押す
  2. 「戻しすぎた…」と感じる
  3. Ctrl キーを押しながらY キー1 回
  4. さきほど戻した操作がもう一度実行される
  5. 「あの状態に戻った」と確認

Ctrl+Z と Ctrl+Y の使い分け

いつ使うか

状況使うキー理由
行削除で崩れたCtrl+Z削除前に戻す
列削除でエラーが出たCtrl+Z削除前に戻す
戻しすぎたCtrl+Y1 つ先に進める
複数操作を 1 つ戻したいCtrl+Z × N 回N 回分戻る

ステップ4|保存する前に「1 回だけ眺める」

Ctrl+Z の限界

  • 保存してファイルを閉じたあとは戻せない
  • ほぼ全ての場合、前の状態に戻れない

安全な手順

  1. 表を修正した
  2. 保存ボタンを押す前に眺める
  3. 「あれ、さっき崩した所大丈夫?」と思ったら
  4. Ctrl+Z で戻せるか試す
  5. 戻って問題なければ保存

大事なポイント

タイミング内容
保存前Ctrl+Z で戻せる
保存して閉じた後戻せない

よくある失敗と回避策

下の表までくっついた

原因
表と表の間の区切り行を消した

対策

  1. 削除直後にCtrl+Z
  2. 区切り用に空行を1行入れておく

必要な列まで消えた

原因
選択範囲を広く取りすぎた

対策

  1. 削除直後にCtrl+Z
  2. 消してよい列に色を付けてから削除

#REF! エラーが大量発生

原因
参照している列・行を削除した(参照エラー)

対策

  1. エラーを触る前にCtrl+Z
  2. 参照がありそうな列は消さないメモ

自力で 1 つずつ打ち直した

原因
Ctrl+Z の存在を知らなかった

クセをつける

  • 「おかしい→まず Ctrl+Z」
  • 「それから考える」

戻しすぎて良い編集も消えた

原因
Ctrl+Z を連打しすぎた

対策

  1. 戻りすぎたらCtrl+Y
  2. 1 つ先に進める

対応フロー

「表がおかしい」と気づく

↓

「あわてずに Ctrl+Z」

↓

「戻ったか確認」

↓

「戻ったら OK、戻ってなければもう 1 回」

↓

「完全に元に戻った」

↓

「その後、新しく修正する」か「保存する」

練習課題(3段階)

初級|1分:行削除→Ctrl+Z で復旧

課題

  1. 3×4 の小さな表を作る
  2. 行番号「3」をクリック
  3. 右クリック→「削除」
  4. 表が少し崩れる
  5. Ctrl+Z1 回押す
  6. 削除前に戻ったか確認

合格条件
崩れた表を Ctrl+Z で一度で元に戻せた


標準|3分:複数操作を順番に戻す

課題

  1. 簡単な表を作る
  2. 行を1本削除
  3. 列を1本削除
  4. セルに文字を1つ入力

戻す練習

  1. Ctrl+Zを1回→最後の「文字入力」が消える
  2. Ctrl+Zを1回→削除していた列が戻る
  3. Ctrl+Zを1回→削除していた行が戻る

戻しすぎた場合

  1. 戻しすぎたと感じたら
  2. Ctrl+Yを1回
  3. さきほど戻した操作が、もう一度実行される

合格条件
Ctrl+Z で各操作を「1つずつ逆再生」でき、Ctrl+Y で戻しすぎを調整できた


安心|3分:#REF! エラーも復旧体験

課題

  1. 練習用シートを作る(本番データのコピー)
  2. セルに=B2など参照式を入力
  3. 参照先のB 列をクリック
  4. 右クリック→「削除」
  5. セルに#REF!(参照エラー)が出る

復旧練習

  1. あわてずにCtrl+Zを1回
  2. B 列と計算式が削除前に戻る
  3. #REF! が消えたことを確認

合格条件

Ctrl+Z で各操作を「1つずつ逆再生」でき、Ctrl+Y で戻しすぎを調整できた


戻せる・戻せない境界線

戻せる範囲

  • ✓ ファイルを開いている間
  • ✓ 行・列の削除
  • ✓ 列参照の削除(#REF! も戻せる)
  • ✓ セル内容の修正・削除

戻せない範囲

  • ✗ ファイルを保存して閉じた後
  • ✗ 別のプログラムで上書き保存
  • ✗ 手動で Ctrl+Z ボタンをクリア

終礼(本日のまとめ)

  • Ctrl+Zで時間を 1 つ巻き戻す
  • Ctrl+Yで時間を 1 つ進める
  • 行・列操作で崩れてもすぐ復旧
  • #REF! エラーも消せる
  • 保存前に必ず確認→Ctrl+Z→確認
  • 「おかしい→まず Ctrl+Z」が合言葉
  • 練習は練習用シートで試す
  • 本番データのコピーを作ってから試す

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