Ctrl+S で守る Excel 保存の基本と習慣

Excelスキル工場

朝礼(本日の要点)

  • フリーズで一瞬に消えるを防ぐ
  • Ctrl+S で上書き保存が最強
  • 10~15分ごとにこまめに保存
  • 最初だけ「名前を付けて保存」
  • 保存先を一度確認する

はじめに

悩み:一生懸命入力した表が消えた

パソコンがフリーズしました。
急に電源が切れました。
「保存したはず」なのに見つかりません。

解決:Ctrl+S でこまめに上書き保存

10~15分ごとに 1 回押す。
手癖になれば自動的に守られる。
最悪の場合も被害が最小化される。

こんにちは、PCスキル工場のHiroです。
※Windows OS(ウィンドウズ)の操作を示します。


「保存」の 2 つの方法

初回と 2 回目以降は違う

操作タイミング内容
名前を付けて保存最初の 1 回ファイルに住所と名前をつける
Ctrl+S(上書き保存)2 回目以降同じ場所に上書きして更新

基本の手順

ステップ1|最初に「名前を付けて保存」

初回保存の意味

ファイルに「住所」と「名前」をつける作業。
パソコンが「このファイルはここにある」と認識。

手順

  1. Excel で新しい表を作る
  2. 画面左上のフロッピーアイコン(💾)をクリック (または「ファイル」→「名前を付けて保存」)
  3. 保存先を選ぶ
    • デスクトップ
    • ドキュメント
    • OneDrive(クラウド)など
  4. ファイル名を入力
    • 例:「2025-レシート集計」
  5. 「保存」ボタンをクリック

結果

  • ファイルに場所と名前が記録される
  • これで Ctrl+S が使える状態になる

ステップ2|作業中は「Ctrl+S」をこまめに押す

Ctrl+S の仕組み

  • 現在のファイルを同じ場所に上書き
  • 新しい名前で別ファイルにはしない
  • 一瞬で完了する

手指の位置

キー使う指
Ctrl左手小指
S左手薬指または中指

手順

  1. 左手小指をCtrl キーに置く
  2. 左手薬指をS キーに置く
  3. Ctrl を押しながら S をポン(同時押し)
  4. 「*(星マーク)」が消える(保存完了)

保存の頻度

  • 10~15分ごとに 1 回
  • 慣れたら「1 行入力したら Ctrl+S」でもOK

ステップ3|保存先を一度だけ確認

「どこに保存したか」分からない対策

Ctrl+S は「今開いている場所に上書き」。
最初に場所を見ておく必要がある。

手順

  1. 画面上部のファイル名を右クリック
  2. メニューから「ファイルの場所を開く」を選ぶ
  3. エクスプローラー(ファイル棚)で確認
  4. 「ドキュメントの中の Excel フォルダーだな」と自分で説明

一度分かれば

  • その後 Ctrl+S は迷子にならない
  • 毎回確認する必要はない

よくある失敗と回避策

途中までの入力が全部消えた

原因
Ctrl+S を一度も押していない

対策

  1. 作業を始めたらまず 1 回保存
  2. 以後 10~15 分ごとに Ctrl+S

「保存したはず」なのにファイルが見つからない

原因
初回保存で保存先フォルダーを見ていない

対策

  1. 初回保存では保存先を声に出して確認
  2. エクスプローラーで 1 度はフォルダーを開く

元のファイルを上書きしてしまった

原因
別名で保存せず、Ctrl+S で上書きした

対策

  1. 元データを残したい場合は F12 か「名前を付けて保存」で複製作成
  2. それからコピーを編集する

Ctrl+S を押しても安心できない

原因
保存完了のサインを知らない

対策

  1. ファイル名の横の「*」が消えたか確認
  2. 下部に「保存しました」メッセージが出るか確認

強制終了後、自動回復ファイルが出ない

原因
自動回復がオフまたは時間が長すぎる

対策

  1. 事前に自動回復設定を確認する
  2. ただし「メインは Ctrl+S」と意識すること
  3. 自動回復は保険、本命は手動保存

Ctrl+S と自動回復の関係

自動回復(オートリカバリー)について

機能目的
Ctrl+S(手動保存)本命の保存。確実で速い
自動回復保険の保存。念のため

重要:自動回復だけに頼らない


保存前後の確認チェック

保存がちゃんと実行されたか確認する項目

  • ✓ 画面上のファイル名に「*」がない
  • ✓ 下部にメッセージが出た
  • ✓ ファイルサイズが更新されている
  • ✓ 右クリック→「ファイルの場所を開く」で確認

練習課題(3段階)

初級|1分:Ctrl+S の手指の動きを覚える

課題

  1. Excel で新しいシート開く
  2. フロッピーアイコンから「名前を付けて保存」
  3. キーボードを見ながら
  4. 左手小指を Ctrl に、薬指を S に置く
  5. ゆっくり「Ctrl+S、ポン」と3 回押す
  6. 画面上のファイル名の「*」の変化を見る

合格条件
キーボードを見ながら Ctrl+S を正確に押せ、「*」が消える変化を確認できた


標準|3分:10分ごと Ctrl+S の生活イメージ

課題

  1. シートに表や文字を入力
  2. スマホやタイマーで10 分タイマーをセット
  3. タイマー鳴ったらCtrl+S を 1 回押す
  4. これを3 回繰り返す
  5. 最後に「今日は何回 Ctrl+S を押したか」を紙に書く

合格条件
「鳴ったら Ctrl+S」の流れを頭と手で理解でき、複数回の保存が自然にできた


安心|3分:「保存なし」と「こまめ保存」の差を体験

課題(必ず練習用ダミーファイルで)

パート A:保存なし

  1. 練習用シート作成、少し入力
  2. Ctrl+S を押さずにウィンドウ閉じる
  3. 「保存しますか?」と聞かれたら「保存しない」選ぶ
  4. もう一度ファイル開く
  5. どこまで残っているか確認

パート B:こまめ保存

  1. 同じシートで同じ量を入力
  2. 途中でこまめに Ctrl+S を押す
  3. 同じように閉じる・開く
  4. 「さっきより、どれだけ安全だったか」を説明

合格条件
パート A と B の違いを体験し、「Ctrl+S がなぜ大事か」を自分の言葉で説明できた


Ctrl+S の「クセ」をつける方法

手癖にするコツ

場面タイミング
1 行入力したらCtrl+S
計算式を入力したらCtrl+S
表の 1 行を完成させたらCtrl+S
雑談の切れ目にCtrl+S

最初は意識的に、やがて無意識に。


終礼(本日のまとめ)

  • 最初の 1 回は「名前を付けて保存」
  • 2 回目からずっと Ctrl+Sで上書き
  • 10~15 分ごとにこまめに保存
  • 保存先は一度確認する
  • 自動回復は保険、本命は手動
  • Ctrl+S は「手癖」にする
  • パソコンがフリーズしても被害を最小化

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