Excel 配色の基本|色覚配慮で伝わる表

Excelスキル工場

朝礼(本日の要点)

  • 色は人によって見え方が違う
  • 赤 × 緑の組み合わせを避ける
  • 色だけに頼らず、文字 + 記号 + 枠を足す
  • 白黒や投影でも意味が残る作り
  • 仕上げはチェック機能で確認

はじめに

悩み:色で区別したのに見えない人がいる

赤と緑で分けた。
「同じに見える」と言われた。
印刷したら強調が消えた。
投影で色が飛んだ。

解決:「色 + 文字 + 形」で誰にでも伝わる

赤 × 緑を避ける。
文字や記号も足す。
白黒でも意味が残す。
誰にでも優しい表に。

こんにちは、PCスキル工場のHiroです。
※Windows OS の操作を示します。


基本の手順(4 ステップ)

ステップ1|役割を先に決める

「何を伝えるか」を明確に

  1. 入力 = 手で入れる場所
  2. 計算 = 数式(計算式)が入る場所
  3. 注意 = 見落とすと困る場所

役割を決めると。
色選びが迷わない。


ステップ2|色は 2 ~ 3 色に絞る

赤 × 緑を避け、異なる色系を使う

NG 配色

  • ❌ 赤 × 緑

OK 配色

  • ✅ 青系 + オレンジ系 + グレー
  • ✅ 背景は薄い色
  • ✅ 文字は黒か濃い灰

赤と緑は。
色覚の多様性で同じに見える人がいる。


ステップ3|色に「文字・記号・枠」を足す

色だけで伝えると白黒で消える

注意セルはこうする。

  1. 赤文字にする
  2. 「!」を入れる
  3. 太字(B)にする

重要な範囲は枠で囲む。

  1. 範囲をドラッグで選ぶ
  2. 罫線▼ → 太い外枠

白黒やモノクロでも。
注意の意味が伝わる。


ステップ4|コントラスト(明るさ差)を確保

濃い背景 × 黒文字で読めなくなる

明るさの差が必要。

背景文字結果
濃い紺❌ 読めない
濃い紺✅ 読める
薄い色✅ 読める

迷ったら背景を薄くする。


ステップ5|チェック機能で仕上げ

アクセシビリティチェック(使いやすさ検査)

  1. 校閲タブを開く
  2. アクセシビリティチェックをクリック
  3. 指摘が出たら直す

さらに白黒確認。

  1. 画面倍率を少し下げる
  2. 色が消えても意味が残るか確認

よくある失敗と対策

赤と緑で区別して混ざる

原因:色覚の多様性を考えていない

対策:青 + オレンジ + グレーにする

薄い黄色が投影で消える

原因:明るい環境で色が飛ぶ

対策:薄黄を避け、太枠 + 太字で補う

濃い背景 × 黒文字で読めない

原因:コントラスト(明るさ差)不足

対策:背景は薄く、濃い時は白文字

色だけで伝えて白黒で詰む

原因:文字や形の情報がない

対策:太字、太枠、「!」を足す


練習課題(3段階)

初級|1分:注意を赤で示す

  1. 注意セルをクリック
  2. 文字色を赤にする
  3. 「!」を入れる
  4. 太字(B)にする

合格条件:白黒でも注意が分かった


標準|2分:配色を統一

  1. 入力セルを薄い青で塗る
  2. 計算セルを薄い灰で塗る
  3. 注意は赤文字 + 「!」+ 太字
  4. 凡例を 1 行書く(例:「青 = 入力」)

合格条件:初見の人が迷わない配色になった


安心|3分:失敗と修正

  1. わざと赤と緑で区別
  2. 見えにくいことを確認
  3. Ctrl+Z で戻す
  4. 青とオレンジに直す
  5. 太字と「!」を足す

合格条件:直し方まで落ち着いてできた


終礼(本日のまとめ)

  • 色は人により見え方が違う
  • 赤 × 緑を避け、青 + オレンジ + 灰
  • 色 + 文字 + 記号 + 枠で伝える
  • 白黒や投影でも意味が残す
  • チェック機能で最終確認

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