朝礼(本日の要点)
- 入力は打つ→確定の2段階
- Enter=下、Tab=右、Ctrl+Enter=その場
- 日本語入力はEnter2回が必要
- 迷ったらEscで取り消して再開
はじめに
悩み:入力後に進めない
文字は入れたのに、次へ進めません。
何もしていないのに「=A1」が出ました。
矢印キーを押しただけなのにエラーです。
解決:確定の仕組みを理解する
入力は打つ→確定の2段階です。
Enterで下、Tabで右、Ctrl+Enterでその場。
日本語はEnter2回。
正しい確定を知ると、作業が一気に安心になります。
こんにちは、PCスキル工場のHiroです。
※Windows OSの操作を示します。
基本の手順
ステップ1|Enter で下へ確定
最も基本的な確定方法
- セル(マス)を1回クリック
- 文字や数字を入力
- Enterキーを押す
- 自動的に1つ下へ移動
Enterで何が起こるか
- 入力中→入力完了に切り替わる
- 枠が下へ動く
- 次の行に備える
連続入力の流れ
- 1件目:Enter→下へ
- 2件目:Enter→下へ
- 3件目:Enter→下へ
- Enter連打で縦に進む
よくある失敗
| 失敗 | 理由 | 回避 |
|---|---|---|
| 確定せずに移動 | Enterを押さずクリック | 入力後は必ずEnter |
| 次へ進めない | 入力中のまま別操作 | 確定してからクリック |
ステップ2|Tab で右へ確定(Shift+Tab で左)
横方向に入力するとき
- セルをクリックして入力
- Tabキーを押す
- 自動的に1つ右へ移動
- 左に戻すときはShift+Tab
Tabが得意な場面
- 表形式の入力
- 例:項目名の横入力
- 例:見出し→値の横並び
Tabで右へ進む流れ
- B1に入力→Tab→C1へ
- C1に入力→Tab→D1へ
- D1に入力→ここからEnterで下へ
戻る操作
- 1つ戻る:Shift+Tab→左へ
- 複数戻す:Shift+Tabを繰り返す
よくある失敗
| 失敗 | 理由 | 回避 |
|---|---|---|
| 合計欄まで進む | 右端を見落とし | 入力範囲を先に目で確認 |
| 意図せず上書き | Tab連打で進み過ぎ | 右端ではEnterに切り替え |
ステップ3|Ctrl+Enter でその場確定
同じ場所で確認したいとき
- 値を入力
- Ctrl+Enterキーを押す
- 動かずその場に留まる
その場確定が使える場面
- 値を確認してから次へ
- 複数セル同時入力
- 例:3つのセルを同時に確定
複数セルへの一括確定
- 3つのセルをドラッグで選択
- 同じ値を入力
- Ctrl+Enterで全部に入力
よくある失敗
| 失敗 | 理由 | 回避 |
|---|---|---|
| 複数選択で上書き | 範囲確認不足 | 入力前に選択範囲を確認 |
| 意図と違う | 選択外に反映 | 不安ならEscで取り消し |
ステップ4|Enter移動方向を変える(設定)
Enterが下へ動かないとき
- ファイルメニューを開く
- オプションをクリック
- 詳細設定を開く
- 「Enterキーで移動する方向」を探す
- 下/右/上/左から選択
- OKをクリック
移動方向の選択肢
- 下:最も一般的(初期設定)
- 右:横型の入力に便利
- 上:上へ遡る作業に便利
- 左:左へ戻す作業に便利
設定が変わる理由
- 誰かが作業に合わせて変更した
- 共有PCで前の人の設定のまま
- 自分でうっかり変更した
困ったときの対応
- 「下」へ戻すが標準
- 共同PCなら元の人に確認
- 自分だけなら自分の好みに設定
ステップ5|日本語入力は Enter 2回(IME)
ひらがなを入れるとき
- ひらがなを入力
- 漢字候補が浮かぶ
- 1回目のEnter→漢字を確定
- 2回目のEnter→セルを確定
Enter 2回の意味
| 回数 | 役割 | 説明 |
|---|---|---|
| 1回目 | IME確定 | 日本語入力システムに「確定」を指示 |
| 2回目 | セル確定 | Excelに「入力完了」を指示 |
IMEって何
- IME=日本語入力システム
- Windows付属
- ひらがな→漢字に変換する
分かりやすい例
「りんご」と入力→Enter(漢字に変換)
→ 「林檎」と出る
→ Enter(セルに確定)→ 次へ進む
入力中の危険な操作
| 操作 | 起こることイメージ | 対策 |
|---|---|---|
| 矢印キー | 「=A1」が勝手に入る | 確定後に矢印を使う |
| Deleteキー | 文字が消える | 確定後に使う |
| クリック | 別セルへ移動 | Enterで確定してから |
変換中に矢印を押す失敗
- 入力中に↓キーを押す
- 計算式の参照に変わる
- 「=A1」が混入
- Escで取り消す
取り消し方法
- Escを1回押す
- 入力状態をリセット
- もう一度入力し直す
よくある失敗と回避策
確定せずに移動した
原因
Enterを押さずにクリックで移動
回避
Enter/Tabで確定してから動く
=A1が勝手に入った
原因
入力中に矢印キーを押した
回避
確定後に矢印を使う
文字がはみ出した
原因
列の幅が狭い
回避
確定は成功。幅は後で調整
Enter で下へ動かない
原因
オプションで移動方向を変更済み
回避
オプション→詳細設定→方向を下に戻す
計算できない
原因
全角=で入力した
回避
半角=で入れ直す
複数セルが一括上書きされた
原因
複数選択の範囲確認不足
回避
範囲確認→不安なら Esc で取り消す
確定の型:3パターン
パターン1:下へ進む【最頻出】
A1 入力 → Enter → A2
A2 入力 → Enter → A3
A3 入力 → Enter → A4
使う場面
- リスト型の入力
- 商品名のように縦に並ぶ
パターン2:右へ進む【表型】
B1 項目 → Tab → C1 数値 → Tab → D1 合計
B2 値 → Tab → C2 値 → Enter → B3へ
使う場面
- 表形式の入力
- 横に項目が並ぶ
コツ
- 最後はEnterに切り替えて下へ
パターン3:その場にいる【確認型】
C3 入力 → Ctrl+Enter → C3(動かない)
→ 値を確認 → Enterで下へ
使う場面
- 計算結果を確認したい
- その場で検証したい
練習課題(3段階)
初級|1分:手順通りに再現
課題
- A1に「りんご」→Enter→A2へ移動
- A2に「みかん」→Enter→A3へ移動
- A3に「ぶどう」→Enter→A4へ移動
合格条件
Enterだけで3件を縦に入力完了できた
標準|3分:Enter・Tab・Ctrl+Enter を使い分け
課題
- B1に「数量」→Tab→C1に「単価」→Tab→D1に「金額」
- B2に「3」→Tab→C2に「120」→Enter→B3へ
- B3に「5」→Tab→C3に「150」→Ctrl+Enter→C3で確定
合格条件
3つのキー(Enter/Tab/Ctrl+Enter)を正しく使い分けできた
安心|失敗から復旧まで全フロー
課題
- ひらがなで「りんご」入力→Enterで漢字確定→Enterでセル確定
- 入力中に矢印キーを押して「=A1」が発生
- Escで取り消す→正しくEnter2回で確定
- Enter移動方向を右に変更→ファイル→オプションで確認→下へ戻す
合格条件
失敗→原因特定→復旧を自分の言葉で説明できた
終礼(本日のまとめ)
- 入力は打つ→確定の2段階
- Enter=下、Tab=右、Ctrl+Enter=その場
- 日本語はEnter2回(変換→セル)
- 矢印は確定後に使う
- 迷ったらEsc→やり直しで安全


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